オッズの見方

馬

「オッズ」という言葉すら知らないよ、という方もいらっしゃるかもしれません。
このオッズというのはまさに賭けた馬が勝った時に、賭けたお金が何倍になるのかを表した数値なのです。
具体的に言いますと、「A」という馬が1着でゴールしたときのオッズが、3.1倍だったとします。その場合「A」という馬が1着になると予想し1000円賭けた場合、3100円となって帰ってきます。この倍率のことをオッズというのです。
ここまでは、そんなに難しいことではありませんし、聞いたこともあるでしょう。

ところでこのオッズ、どのように決まっているのでしょうか?
早そうな馬はオッズを低く、遅そうな馬はオッズを高く、誰かがなんとなく決めているのでしょうか?

実は、このオッズというのは、お客さんが賭けた金額によって、購入の締め切り時間まで上がったり下がったりしているのです。
ですから仮に、とてつもなく速い馬がいたとして、その馬が1着になるのは間違いがない、そんな時には大勢の方がその馬に賭けるでしょう。しかしながらオッズは1.1倍、1000円分買ったとしても1100円にしかならないのです。
差悪の場合、1.0倍のオッズもありますが、これでは賭ける意味がありません。

勝負事というのは時の運も含みますので、絶対という言葉は当てはまりません。
どんなに堅いレースだったとしても番狂わせが起きて、とんでもない倍率のオッズが出てしまうということもあるのです。そこが、競馬の醍醐味なのかもしれません。

このページでは、しっかりとオッズの意味と仕組みを理解してください。